皆様こんにちは、こんばんは。
『行けたら行く』は信用できないと言われますが、逆に信用できなさすぎて『行けたら行くは絶対に来ない』というある意味絶対的に信頼できる言葉になってますよね。
さて本日は、
『焼き茄子のチュイルのレシピ』
をご紹介します。
このレシピは以前紹介した玉葱のチュイルの応用です。
まだ玉葱のチュイルの記事をご覧になっていない方はそちらも合わせてご覧ください。↓
こちらは玉葱のように甘みをもったチュイルではなく、焼き茄子独特の香ばしさやスモーキーさを持ったチュイルなので、また違った使い方ができるのではないでしょうか。
おすすめは鯖などの青魚や、フォアグラ、レバーなど、独特のクセを持った食材との組み合わせですね。
チュイルの香ばしさで血の香りなどをマイルドにしてくれるうえに、食感のアクセントもつけてくれます。
では早速始めていきましょう。
焼き茄子のチュイルのレシピ
- 200g 焼き茄子
- 70g 水
- 1g 塩
- 10% コーンスターチ
※用途によっては竹炭パウダーなどを加えて真っ黒なチュイルに仕立てても面白い。
作り方
①まずは焼き茄子を作る。
コンロに焼き網を置いて、その上に茄子を置き直火で全面をしっかり焦がしながら焼く。
IHしかなく直火が使えない場合は高温のオーブンか油で揚げて茄子に火を通し、その後ガスバーナーなどで皮を焦がすと良い。
②全面しっかり焦がして茄子の中心まで火が通って柔らかくなったらOK。
そのまま粗熱がとれるまで置いておく。
③焼き茄子の皮をむき、計量する。
今回は焼き茄子が200gあったので、水はその約1/3量の70g使用する。
焼き茄子、水、塩をミキサーにかけてピュレにする。
④焼き茄子のピュレを鍋に移して総量の10%のコーンスターチを混ぜ合わせる。
⑤鍋を火にかけ、ホイッパーで混ぜながら加熱する。
コーンスターチに火が入り、カスタードクリームのようにもったりとした状態になったらOK。
⑥ピュレが熱いうちにパレットナイフなどを使って、シルパットにのばす。
この時薄くのばしすぎると乾燥させたときに割れてしまうので2mmぐらいの厚みを持たせるのが望ましい。
⑦70~80℃ぐらいの低温のオーブンで約3時間ほどかけて完全に乾燥させる。
⑧好きな大きさに割ったりハサミでカットしたりして、140℃の油で20秒ほど揚げる。
油の温度が高いとすぐに焦げてしまうので注意する。
⑨完成。ウマー。
揚げたものは油が酸化してしまうのでなるべく早く使用する。
揚げる前の状態だと常温で約1か月ほど保存可能。
おわりに
今回は焼き茄子、前回は玉葱でチュイルを作りましたが、この方法を使うとほかにも様々な野菜のピュレをチュイルにすることができます。
油で揚げるレシピなので油と相性の良い、ゴボウや菊芋、南瓜などがおすすめですね。
このチュイルは揚げる前の保存性が良いのと、原価も安いので無駄を出さずに料理にアクセントをつけられる使い勝手のいいレシピなので、ぜひ役立ててください。
あと私は焼き茄子大好きマンなのでほかにも焼き茄子を使ったレシピを紹介しています。
同じく焼き茄子大好きマンの方は合わせてご覧ください。↓
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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