タピオカのチュイル(チップス)の作り方



皆様こんにちは、こんばんは。
突然ですがガリレオガリレイって名前は日本でいうところの野比のび太みたいな感じなんですかね。

さて本日は、
『タピオカを使ったチュイルの作り方』
をご紹介します。

タピオカだと…?と構えてしまうかもしれませんが、原理は以前に紹介したお米のチップスと同じです。
タピオカはキャッサバのデンプンからできているので、お米よりもプレーンな味わいのチップスになりますね。

見た目も少しタピオカらしく粒々が残るので面白いかと思います。
ぜひアミューズやフィンガーフードなどに使ってみてください。

では始めていきましょう。

タピオカのチュイルの作り方

①使用するタピオカは2~3mm粒のパールタピオカを使用。
それを多めのお湯で20分ほど茹でる。

②タピオカ全体が透き通るぐらい柔らかく茹で上がったらお湯を切る。

③お湯を切ったタピオカをシルパットに広げ、パレットナイフなどを使ってなるべく重ならないように均す。
あと用途にもよるが、このときに全体に軽く下味の塩を振っておくと仕上げに塩を振るよりも味が良くなじむのでおすすめ。

④80℃のオーブンで2時間ほどしっかり乾燥させる。

⑤乾燥したタピオカを常温で1~2日置いて少し湿気させてから、好きな大きさに割って220℃ぐらいの高温の油で数秒揚げる。

⑥冷めたらお好きな食材と合わせて完成。
タピオカ自体に特に味は無いので、合わせる食材を選ばずなんでも組み合わせることができる。

おわりに

このレシピは以前紹介したお米を使ったチップスの応用みたいな感じですね。
タピオカの方がお米よりもさらにプレーンな味で食感も軽く仕上がるので、何を合わせるかによって使い分けると良いですね。

お米のチップスのレシピ【アミューズ・フィンガーフード用】

26/07/2017

また、これもお米のチップスの記事で触れましたが、乾燥させた生地をなぜ湿気させるのか?
という点についてですが、湿気させることによって生地の中に均一に細かい水分が行き渡るので、それを高温の油の中で一気に揮発させることによって無数の気泡ができます。
それによってサクサクと軽い食感のチップスに仕上げることができる、という理由ですね。

湿気させるだけで簡単に綺麗に仕上がるので、できるだけこの工程は省かずに作ってみてください。

また他にも様々なチュイルを紹介していますので合わせてご覧ください。↓

帆立貝柱のチュイルダンテルのレシピ

11/12/2021

玉葱のチュイルのレシピ【アミューズ、フィンガーフード用】

26/09/2019

それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
Twitterで更新情報&お店で出している料理写真などなどを発信しておりますので是非フォローしてください。
宜しくお願い致します。
↓   ↓   ↓

YouTubeでフランス料理の技術動画を投稿しています。
こちらも是非ご覧ください。
【フランス料理のソースの盛り付け方】
◆人気記事◆
美味しいカヌレ完全ガイド
プロの為のフォン・ド・ヴォライユ講座
なぜシェフなのに副業をするのか