胡麻のチュイルのカネロニの作り方



皆様こんにちは、こんばんは。
某バーガーチェーン店の「倍マック」を見て「バイマックル」を思い浮かべた料理人は素直に挙手してください。

さて本日は、
『胡麻のチュイルのカネロニの作り方』
をご紹介します。

シンプルなデザート用のチュイルダンテルの応用で、アシェットデセールのアクセントや小菓子などに使えます。
チュイルダンテルに加えて胡麻の香ばしさがあるので、チーズ系のムースや洋梨、桃、和の食材などと合わせて使うと美味しいですね。

今回はその胡麻のチュイルを筒状に成型してカネロニ仕立てにしていきます。
中にムースを詰めたりしてそのまま使用するよりも見た目も可愛く仕上がりますので、ぜひお試しください。

では始めていきましょう。

胡麻のチュイルのレシピ

  • 30g バター
  • 30g オレンジ果汁
  • 58g グラニュー糖
  • 62g 煎り胡麻
  • 10g 薄力粉

※オレンジ果汁は市販の100%オレンジジュースでOK。

 

作り方

①鍋にバター、オレンジ果汁、グラニュー糖を入れて弱火にかけ、バターとグラニュー糖を溶かす。
沸かす必要はない。

②その間にボウルで胡麻と薄力粉を混ぜ合わせておく。

③❶のバターとグラニュー糖が溶けたら➋のボウルに加えてしっかり混ぜ合わせる。

④混ざったらラップをかけて冷蔵庫で寝かせる。
最低でも4時間ぐらい休ませるのが望ましい。

⑤しっかり休ませたらシルパットに延ばす。
加熱すると広がるのである程度胡麻が重ならないようにざっくりと延ばすと良い。

⑥160℃のオーブンで10分ほど焼く。
軽く色づいたら取り出す。

⑦冷えたら固まって割れてしまうので、熱いうちにカードやスケッパーなどで四角くカットして棒に巻き付ける。
カネロニにしない場合はシンプルにセルクルで抜いたり手で適当に割って使用すると良い。

⑧冷えて固まったら棒から外して完成。

シルパットやミニタルト型を使ってカップに仕立てることもできる。

おわりに

今回のレシピは応用のききやすい基本的なレシピなので、胡麻だけでなくぜひ色々な素材でアレンジしてみてください。

なれないうちは成型に少し手間取るかもしれませんが、冷えて固まったら再度オーブンで温めなおして何度でもやり直すことができるので、焦らずに作業できます。
こういったパーツはデザートにうまく組み込むと味も見た目もワンランク上のクオリティになると思いますので、機会がありましたらぜひ作ってみてください。

また、過去にもデザートのアクセントに使える焼き菓子類を紹介していますので合わせてご覧ください。↓

デザートのアクセント用の焼き菓子のレシピ【ヌガティーヌ、フィヤンティーヌ、クランブル】

22/10/2019

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