皆様こんにちは、こんばんは。
メッセージプレートに
『就職おめでとう!』
って書くときに本当に就職はおめでたい事なのかとなんだか心苦しくなります。
さて本日は先日noteでリリースした、
『美味しいカヌレ完全ガイド』
のご紹介をさせていただきます。
noteはこちら↓
【美味しいカヌレ完全ガイド】¥1,000
レシピ、焼き方に関しては有料記事とさせていただいておりますので、
ここではカヌレ型の種類による違いや選び方を紹介していきます。
目次
カヌレ型の種類と特徴
一口にカヌレ型といっても世の中には色々な種類のものが出回っています。
『さあカヌレを焼くぜ!』
ってなって型を探したときに
『どれを買ったらええねん…』
って辟易してしまうのはありがちなパターンですね。
なのでここでは色々なカヌレ型の特徴をまとめていきます。
どういった仕上がりを求めてどういった環境で作るのかによって
選ぶ型も変わってきますのでこちらを参考にしてみてください。
銅製
銅製の型は熱伝導が非常に良く表面をカリッと焼き上げてくれるので、
中と外の食感の対比がはっきりと出て素晴らしい仕上がりとなります。
プロのクオリティを目指すなら銅製一択ですね。
ただひとつこの型にも問題点があります。
それは値段の高さです。
一般的にお菓子屋さんで売られている大きいサイズ用の型だと、
1個で2,000円以上します。
そしてカヌレを焼く際に1個ずつ焼く、
ということもなかなか無いと思うので
ある程度の個数を揃えようと思うとかなり高額になってしまいます。
果たしてこのカヌレしか焼けない型にそこまでのお金をかけられるのか、
というところがこの型一番の問題点ですね。
ただ繰り返しになりますが仕上がりは間違いなく一番良いので、
お金が余って余って仕方がないという方は迷わずこの型を選びましょう。
ステンレス製
銅製に次ぐ熱伝導を持っているステンレス製は手入れもしやすく人気の型です。
銅製の方で問題に上がったお値段の方も、
ステンレス製は比較的安価なものも多いのでかなり手を出しやすくなっています。
ステンレス製には内側がテフロン加工(又はフッ素樹脂加工)されているものもあり、
こちらは型離れが良くさらにお手入れも簡単で、
その上家庭用に作られているものも多いのでお値段も安価めです。
なのでステンレス製を選ぶ場合はテフロン加工されたものの方がおすすめですね。
テフロン加工されていないものは銅製とまではいきませんがお値段もぼちぼちしますし、
それなら銅製を買う方が賢明かなと個人的には思います。
さてここまでべた褒めしてきましたが、
焼き上がりのクオリティはというと
やはり銅製には少しだけ劣ってしまいます。
熱伝導が少し落ちる分、特に性能の低いオーブンでは焼きムラが出たりもするので、
その点だけは注意が必要ですね。
シリコン製
上記2つの金属製の型と比べると一番熱伝導率が悪い型ですが、
手入れの楽さと値段の安さが魅力の型です。
ミツロウ不要、安価、手軽と嬉しい事だらけですが、
仕上がりの状態はと聞かれると正直上記の金属型に大きく劣ります。
やはり熱伝導の悪さゆえ表面をカリッと香ばしく焼き上げるのが非常に難しいです。
今回のガイドではこのシリコン型でも最大限に美味しく香ばしく焼く方法を紹介しておりますが、
オーブンの火力があまりにも弱いとやはり上手く仕上がりづらいです。
なので、
『私は絶対にカリカリのカヌレを焼くぞー!』
という強い意志をお持ちでしたら金属型を購入するのが無難です。
とはいえシリコン型は15~20個ぐらい焼けるものでも、
2,000円前後で買えますのでとりあえずカヌレでも試してみっか…
って感じで挑戦してみるのもいいと思います。
結局どの型を買うのがいいの?
さて上記で型の特徴をまとめましたが、
『結局どれが良いかわからんぞ(憤怒)』
という声が聞こえてきそうなので、
そんな方のために簡単にですがカヌレの型を選ぶためのフローチャートを作ってみました。
ちょっと字が小さくてアレですが参考にしてみてください。
カヌレを焼くのにミツロウは必須?
カヌレは外側の香ばしいガリガリとした食感が特徴的ですが、
あのガリガリ感を出すために欠かせないものがミツロウです。
ミツロウの使い方はガイドの方に詳しく書いていますが、
まあまあそれなりに面倒です。
そしてミツロウが無くても一応カヌレは焼けます。
結局は本格的な食感を出したいかどうかと、
好みの問題なのでどちらが絶対に良い!とかはありません。
ただ金属製の型はミツロウを塗らないとくっつきやすいので、
普通のステンレス型や銅型を使う方はミツロウを使用した方が綺麗に焼きやすいです。
『ワイはミツロウなんか使わんで!』
という方はテフロン加工されたステンレス型かシリコン型を使いましょう。
これらの型はミツロウを使用しなくともくっつかずに綺麗に焼くことができます。
詳しくはガイドの方で解説していますのでそちらをご覧ください。
おわりに
ここではレシピや焼き方には一切触れませんでしたが、
noteの『美味しいカヌレ完全ガイド』は、
30枚以上の画像と約10,000文字にも及ぶクッソ詳しい解説で、
きっと誰でも美味しいカヌレを焼くことができます。
今回紹介した、銅製、ステンレス製、シリコン製、
すべての型の焼き方も載せておりますので、
ぜひお好きな型をご用意していただいて挑戦してみてください。
↓
【美味しいカヌレ完全ガイド】¥1,000
noteでは他にもテリーヌ・ド・ショコラのレシピや、
コック・オ・ヴァンのレシピ、
そして色々な無料のレシピも公開しておりますので、
ぜひ合わせてご覧ください。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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