皆様こんにちは、こんばんは。
ノンオイルドレッシングを使用したサラダにマヨネーズをかけるという行為は重罪です。
さて本日は、
『デザートのアクセント用の焼き菓子のレシピ』
ご紹介します。
デザートを作る際、シンプルにムースやアイスクリームだけでもじゅうぶんに美味しいのですが、そこにひとつ香ばしさやクリスピーな食感を与えてあげるだけでお皿のグレードが一気に上がります。
本日はそんな香ばしさや食感を与えてくれるパーツを3種類紹介しますので、メインとなるデザートの味によって使い分けてください。
簡単にですがそれぞれがどんなものかを説明いたします。
キャラメルにアーモンドを加えた焼き菓子です。
水あめを加えることによって成形しやすいレシピにしてあります。
香ばしいキャラメルとナッツの香りがエキゾチックフルーツやチョコレートなどと好相性です。
逆に瑞々しいデザートとは相性がイマイチなので合わせるものには気をつけましょう。【フィヤンティーヌ】
一言にフィヤンティーヌといっても色々なタイプがあるのですが、
今回は卵白を使用したラングドシャっぽいレシピで作ります。
プレーンな味わいでどんなデザートにも合わせることができる万能タイプです。
軽くて皿盛りで高さを出しやすいので動きのない皿では重宝します。
【クランブル】
いわゆるアーモンドクッキー生地を砕いたやーつです。
アーモンドプードルを使用しているので香ばしい香りを添えることができます。
クリーム系と相性が良いので砕いて皿盛りデザートのアイスクリームの滑り止めにしたり、
パフェの下に敷いたりと使い方は様々です。
では早速始めていきましょう。
目次
ヌガティーヌのレシピ
- 25g 水あめ
- 25g バター
- 25g グラニュー糖
- 7g 水
- 75g アーモンドスライス
※アーモンドスライスは他のナッツでも代用可。
(ピーナッツ、カシューナッツなどなど…)
ヌガティーヌの作り方
①鍋にアーモンド以外を全て加えて弱火にかけ、軽く混ぜながら温めてバターとグラニュー糖を溶かす。

③溶けたら火力を上げて沸かし、乳化させる。

④水分が飛びすぎないように一回沸いて乳化したらすぐ火を消して、アーモンドスライスを加えてよく混ぜ合わせる。

⑤クッキングシート、またはシルパットを敷いた鉄板にのばす。
焼くと広がるので完璧に均一に流す必要はない。

⑥170℃のオーブンで約10分焼く。
全体に香ばしい焼き色が付いたら取り出し、セルクルで抜いたりする場合は温かいうちに行う。
そのまま使用する場合は冷ましてから適当に割る。

⑦冷めたら鉄板から外して完成。
保存の際は乾燥剤を入れたタッパーなどに入れて4~5日を目安に使い切る。

フィヤンティーヌのレシピ
- 65g 卵白
- 65g 粉糖
- 55g バター
- 65g 薄力粉
※粉糖は『純粉糖』または『オリゴ糖入り』が望ましい。
純粉糖は湿気に弱いので長期保存の際は注意。
フィヤンティーヌの作り方
①ボウルにバターを入れて柔らかくなるまで常温に置く。
寒い季節はぬるま湯にあてたり電子レンジを使用しても良い。
②柔らかくなったバターに粉糖を混ぜる。

③卵白も混ぜ合わせる。
分離しやすいので数回に分けて加え、都度ホイッパーなどでしっかり混ぜて滑らかな状態にする。

④ふるった薄力粉を全て加えて粉っぽさが無くなるまでしっかり混ぜる。

⑤クッキングシート、またはシルパットを敷いた鉄板に薄くのばす。
厚さは好みにもよるが1mmほどを目安に。

⑥150℃のオーブンで10分程焼き、全体に軽く焼き色が付いたら取り出す。
非常に焦げやすいので時間と温度には気をつけよう。
⑦そのまま冷まして適当な大きさに割って使用する。
こちらもヌガティーヌと同様にセルクルなどで抜く場合は熱いうちに行う。
また生地が余ったら冷蔵庫で保存して1週間以内に使用し、焼いた生地は乾燥剤と共に保存し3日以内を目安に使い切る。

クランブルのレシピ
- 50g 薄力粉
- 50g アーモンドプードル
- 50g 粉糖
- 50g バター
※アーモンドプードルは他のナッツのパウダーなどでも代用できる。
(ピスタチオ、ヘーゼルナッツなどなど)
クランブルの作り方
①ボウルにバターを入れて柔らかくなるまで常温におく。
寒い季節はぬるま湯にあてたり電子レンジを使用しても良い。
②柔らかくなったバターに粉糖を混ぜる。

③合わせてふるっておいた薄力粉とアーモンドプードルを加えてしっかり混ぜる。
(※アーモンドプードルが固まっていなければふるわなくてもいい。
この生地は水分を加えないためしっかり混ぜても問題ないのでダマができにくい。)

④適当な大きさにちぎって150℃のオーブンで12分程焼く。

⑤香ばしく色づいたら取り出して冷ます。

⑥好みの大きさに手で砕いて冷まし、乾燥剤と共に保存して3日以内を目安に使い切る。
余った生地は冷蔵庫で保存して2週間ほどを目安に使うか、冷凍しておくと良い。
おわりに
本日紹介したレシピはどれもとてもシンプルですが、使い勝手が良くさまざまなデザートに合わせることができます。
シンプルゆえにアレンジもしやすいので使用するナッツを変えたり形を工夫して、よりお皿のイメージに合うように作ってみてください。
他にも色々なデザートのレシピを紹介しておりますのでぜひ合わせてご覧ください。↓
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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