皆様こんにちは、こんばんは。
学生の方はわからないかもしれませんが、だんだん自分が何歳なのか曖昧になってきます。
自分の年齢を即答できなくなったら『自分もいい歳なんだなあ』としみじみ噛みしめましょう。
さて本日は、
『白トリュフのアイスクリームのレシピ』
をご紹介します。
以前、黒トリュフのアイスクリームのレシピを紹介しましたが、今回はより豪華に白トリュフでアイスクリームを作っちゃおうぜってことで挑戦してみました。
白トリュフは1キロあたり約70万円ほどする超高級食材で他にはない唯一無二の香りを持っています。
その香りは、卵や乳製品と相性が良く、今回のようにアイスクリームに合わせるにはぴったりです。
ただもちろん値段がちょっとアレなので、実際に作れる方は限られてしまいますが、大変香り高く美味しいアイスクリームなので機会がありましたらぜひ挑戦してみてください。
では始めていきましょう。
白トリュフのアイスクリームのレシピ
- 300g 牛乳
- 300g 生クリーム40%
- 120g 卵黄
- 80g グラニュー糖
- 25g 蜂蜜
- 25g 白トリュフ
- 1g 塩
- 適量 白トリュフオイル
- 適量 バニラビーンズ
※白トリュフの量は予算に合わせて調節しても良い。
※バニラビーンズは無しでも可。
あった方がより白トリュフの香りを引き立ててくれるが入れすぎると香りの妨げになるので注意する。
※白トリュフオイルは無くても良いが、白トリュフの量を減らす場合は白トリュフオイルで香りを補う。
白トリュフのアイスクリームの作り方
①鍋に牛乳と生クリーム、バニラビーンズを入れて火にかけ、一旦沸かす。
バニラビーンズは今回の分量で1/8本ぐらいを使用。
②火を止めて蓋をし、10分ほどおいてバニラの香りを抽出する。
③バニラの香りを抽出している間に、ボウルに卵黄とグラニュー糖、蜂蜜を入れてよく混ぜ合わせておく。
④➋の液体を再度沸かして卵黄とグラニュー糖、蜂蜜を合わせたボウルに注いで混ぜ合わせる。
⑤混ぜ合わせたら鍋に戻し、ゴムベラで混ぜながら82℃まで加熱する。
⑥シノワ(目の細かいザル)で濾す。
⑦白トリュフを細かく削って、アイスクリームベースがまだ温かいうちに加える。
白トリュフは加熱すると香りが飛んでしまうので、アイスクリームベースの余熱で香りを引き出す。
⑧2~3分ほど置き、白トリュフの香りがしっかり出たら急冷して、塩と白トリュフオイルを加える。
塩の量はお好みに合わせて調節する。
⑨アイスクリームマシーンにかけて冷やし固めたら完成。
アイスクリームマシーンを使わない作り方は別記事参照。↓
⑩くり抜いてお皿に盛り付け、仕上げにフルールドセルとフレッシュの白トリュフを削る。
仕上げのフルールドセルはアイスの味を引き締めてくれるので個人的には必須。
おわりに
今回は『誰も作らへんやろなあ』と思いながら書きましたがいかがだったでしょうか。
白トリュフは非常にデリケートな食材なので基本的に冷凍保存が難しく、傷む前に使い切ってしまうしかないのですが、今回のアイスクリームに仕立てると長期間保存することができます。
もしレストランで仕入れて余ってしまった… というシチュエーションがあったときには試してみてください。
ちなみに原価のことを考えるなら白トリュフの量は半分ぐらいで抑えて、白トリュフオイルで補う方が無難です。
ただ白トリュフオイルは使いすぎるとちょっと不自然な風味に感じてしまいますので入れすぎには注意しましょう。
また、別記事で黒トリュフを使ったアイスクリームの作り方、そしてトリュフの種類について解説していますので、ご興味のある方はぜひそちらも合わせてご覧ください。↓
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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