お米のチップスのレシピ【アミューズ・フィンガーフード用】



皆様こんにちは、こんばんは。
炭水化物をあまり摂らない食生活を長い間してきましたが、最近お米を食べる食生活に変えたところ体調が良くなりました。
炭水化物の過剰摂取はいけませんがある程度の摂取は健康に必須ですね。

さて本日は、
『フィンガーフードやアミューズに使えるお米のチップス』
をご紹介します。

おかきやあられのような米菓をイメージした味なので非常に馴染みやすく評判の良い一品です。
綺麗に作るには少しだけコツがいりますがぜひ覚えていってください。

では早速始めていきましょう。

目次

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お米のチップスのレシピ

  • 125g   米
  • 600g   水
  • 5g     塩
  • 8g     胡麻

※米の種類はなんでもいいが、日本米が扱いやすく味も良いのでおすすめ。

※胡麻はお好みで他のトッピングに変えても良い。

お米のチップスの作り方

①米、塩、水を鍋に入れて火にかける。

②底が焦げ付かないようにたまに混ぜながら、中火ぐらいで水分がほぼ無くなるまで炊く。

③水分がほぼ無くなったら温かいうちにミキサーにかけてペースト状にする。
粘度が強いため家庭用のジューサーミキサーなどで無理やり回してしまうと壊れる可能性があるので注意。
業務用ミキサーかフードプロセッサーなどを使うと良い。

④胡麻を混ぜる。
この時の水分量などはあまり気にしなくても、このあとしっかり乾燥させるので多少適当でも作れる。

⑤パレットナイフなどを使い、シルパットに約2mmぐらいの厚みにのばす。
シルパットが無ければクッキングシートなどでも良い。

⑥80~90℃のオーブンで3~4時間程乾燥させる。
しっかり乾燥すると自然にシルパットからはがれてくるので、
それを目安にすると良い。

⑦乾燥させたものを2~3日ほど蓋をせずに室内に置いておく。

この工程の目的はこのチップスを湿気させるために行う。
湿気ることによってチップスの中に細かい水分が均一に行き渡り、それを高温の油で加熱すると一気に揮発して無数の気泡を作ってくれる。
それによってサクサクと軽い食感のチップスに仕上がるので必ず行うこと。

⑧チップスの仕上げをする。
サラダ油を熱し、白っぽい煙が出る手前(約220℃)まで温めたら、
適当な大きさに割ったチップスをさっと揚げる。
2~3秒ぐらいですぐに揚がるので一枚ずつ揚げたほうが確実。

⑨ペーパーなどの上で油を切ってお好みで軽く塩を振れば完成。
乾燥剤を入れたタッパーに入れておけば2~3日は持つが、なるべく作ったらすぐに食べた方が美味しい。

終わりに

今回のこのお米のチップスはそのままでアミューズにしたり、ピュレや薬味を乗せてカナッペのような料理にもできます。

あとはタルタルなどの触感があまりない料理のアクセントに添えたり、スープの浮き身にもいいかもしれませんね。
和のイメージのお料理にもピッタリです。

保存性においても揚げる前の乾燥させた状態だと常温で1か月近くは持つので、暇なときに作っておけば後は揚げるだけです。
原価も安くロスも少ない飲食店の強い味方ですね。

最後にひとつ注意ですが、仕上げの揚げる作業の際、普通の揚げ物よりもかなり高温の油を扱うことになります。
温度管理を間違うと火事の恐れもあるので慣れていない方は、必ず温度計などを使い常に油の温度には気を使うようにしましょう。

このお米のチップス以外にも様々なチップス、チュイルを紹介しておりますので興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。↓

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