レストランで使われる様々な香味油



皆様こんにちは。こんばんは。
最近カフェインの過剰摂取による胃酸過多に苦しんでいました。
空腹時のコーヒーがぶ飲み、ダメ、絶対。
ちゃんとシュークリームとかを貪り食らってから飲むように気を付けましょう。

さて本日はレシピではなく、
『レストランで使われている色々な種類のオイル』
をご紹介します。

風味付けや食材の加熱に欠かせない油は上手く使うだけで料理のグレードがぐんと上がります。

あまりスーパーなどでは見かけないものばかりですが、どれもプロのシェフが認める優れものばかりですのでぜひご覧いただければと思います。

↑いま当店で活躍中のオイル5選です。
左から順番にご紹介します。

目次

アルドイーノ エクストラヴァージンオリーブオイル フルクトゥス

イタリア・リグーリア産のオリーブオイルです。
大きいスーパー等でたまに置いてあるので見たことがある方も多いかもしれません。

フルーティな香りとトマトのような青い香りが特徴で野菜や魚介類との相性は抜群です。
当店ではサラダやヴィネグレットはほとんどこのオイルを使っています。

イタリアンシェフにも愛用者が多いこちらはパスタに和えるだけで料理の味を一層引き立ててくれます。

非常に使い勝手が良くお勧めなのですが、普段使いするにはなかなか値段が気になるところです。
ここぞというときにぜひどうぞ。

山椒オイル

こちらは米油に山椒の香りを移した香味油です。
少量でもしっかりと山椒の香りがするので料理の味のバランスを崩すことなく香り付けできます。

当店では和を意識したスープ仕立てのお料理の仕上げに少し垂らしたり、魚介類に合わすほうれん草のピュレのソースのアクセントに加えたりしています。

本物の山椒をかじった時のようなエグみが全く無いので、どんな料理にも使いやすいのが嬉しいところですね。

スモークオリーブオイル

その名の通り、燻香をつけたオリーブオイルです。
ローストビーフやサーモンのサラダなどに垂らすとお手軽に燻製の香りを楽しむことができます。

当店ではお肉やマグロのタルタルに少し加えたりしてます。
素材を選ばず使えるので香味油入門にもってこいではないでしょうか。

白トリュフオイル

フランス産の白トリュフの香りをつけたオイルで、家庭での使いにくさぶっちぎりの1位です。

主に白トリュフ料理の香りの底上げに使用しますが、もしご家庭で試すならマッシュポテトを作ってそこに白トリュフオイルを少し加えてお肉の付け合わせ等にするとリッチな味わいが楽しめます。

下のリンクは店で使っているものが無かったので次におすすめのものを貼り付けています。

わさびオイル

わさびの香りと辛みを移したオイルです。
1滴だけでも結構しっかり辛みがあるので使用量に注意しないと目ん玉飛び出ます。

魚介のカクテルサラダやローストビーフ、ハムなど様々な料理に使えますし、自家製のマヨネーズやヴィネグレット等にアクセントとして加えてもいいと思います。
こちらは100gと使い切りサイズなのが素晴らしいですね。

自家製の香味油

今回紹介した市販の香味油だけでなく、以前記事にしたバジルオイルのように自家製の香味油もちょくちょく使用しています。

本日はそのうちの一つ、青葱オイルをご紹介します。

青葱オイルの材料

  • 青葱    100g
  • サラダ油  200g

※サラダ油は酸化しにくい米油やグレープシードオイルなどを使うのが望ましい。

青葱オイルの作り方

①適当な大きさにカットした青葱とサラダ油をミキサーにかける。

②キッチンペーパーを敷いたザルに流し、しばらく置いておく。

③自然に落ちたオイルを集めて冷蔵庫で保管する。
2週間位を目安に使い切る。

もし青葱の鮮烈な香りに抵抗があれば、オイルと一緒に加熱したものをミキサーにかけて作るとマイルドな味わいの青葱オイルを作ることができます。

また、青葱の他にディル、パセリなどのしっかりと香りのあるハーブに置き換えても作れます。
お好みの香味油を作って料理の香りの底上げに使いましょう。



終わりに

こんな感じで時々レストランで使われている食材や調味料などを
紹介していこうと思いますので宜しくお願い致します。

コメント欄からリクエスト等も受け付けておりますので
『こんなことが知りたい!』
とか
『こんな料理のレシピが知りたい!』
とか
『はらへった!』
とか、なんでもお気軽にどうぞ。

それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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