皆様こんにちは。こんばんは。そして、おはようございます。
スマホのカメラを割ってしまって写真が撮れない日々が続きましたが、
ようやく機種変更を済ませて快適なスマホライフを取り戻しました。
スペックも大分高くなったので
ゲームがカクつくことなくスムーズに動くことに感動しております。
そんな科学者の方々への感謝の気持ちを懐いている今日この頃、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
今日は冬らしい料理を一つ。
レンコンを使ったやーつです。
簡単・美味しい・使いまわしが利く、
という三拍子揃った優れものをご紹介します。
『レンコンのニョッキ』と聞いて、料理ヲタクの方やプロの方はピンときていることでしょう。
そう、和食の蓮根饅頭のことですね。
一応西洋料理のブログなので横文字にしましたが和食の技法です。
ただもともとは和食ですが、この料理はシンプルな味なので和洋中すべてのジャンルで使うことができ、
調味料やスパイスの効かせ方次第で様々な味を表現できます。
では早速作っていきましょう。
目次
レンコンのニョッキのレシピ
- 500g 蓮根
- 4g(※蓮根の重量の0.8%) 塩
- 10g(※蓮根の重量の2%) コーンスターチ又は片栗粉
作り方
①蓮根の皮を剥き、すりおろす。
②すりおろした蓮根を鍋に移し、塩とコーンスターチを混ぜ合わせる。
③中火にかけて、しっかりと混ぜながら火を入れていく。
下の画像は火入れ途中、すこしずつ粘りが出てくるが、まだツヤが無い状態。
④↓しっかり火が入った状態。お餅のようにしっかりと粘りがあり、まとまっている。
表面にツヤも出てくる。
⑤火が入ったらバットに移して、乾燥しない様にラップを貼ってそのまま冷ます。
⑥しっかり冷めたら、好きな大きさに成形して冷蔵庫で保存する。
あとは用途に合わせて調理する。
このまま汁物に入れてもいいし、小麦粉をはたいて油で揚げて餡をかけてもいい。
素揚げしたり、平べったくしたものをバターソテーして付け合わせにしても面白い。
終わりに
いかがだったでしょうか。
ちなみに当店ではこのニョッキをセリのバターソースと合わせています。
小麦粉をはたいて揚げたニョッキに海老のソテーと
バターソースは軽く煮詰めたブイヨンにたっぷりのバターを加えて乳化させた
シンプルなものにセリを加えてさっと加熱したものです。
シンプルな味わいですが、蓮根の甘みをしっかりと感じることができる一皿です。
他には甲殻類のクリームソースと合わせたり、
本当のニョッキみたいにトマトソースと合えても美味しいですね。
ちなみに上のメニューで使っている鶏のブイヨンの作り方も簡単にさらっと紹介します。
鶏のブイヨン(フォン・ブラン・ド・ヴォライユ)のレシピ
- 2kg 鶏ガラ
- 1本 白ネギ
- 1個 玉葱
- 1/2本 人参
- 1本 セロリ
- 適量 タイム、ローリエ、粒黒胡椒
鶏ガラは一旦、沸騰したお湯の中で5分程下茹でしたあと、
血と脂をしっかりと流水で洗い流しておく。
そして浸るぐらいの水を入れて沸かしたら灰汁をしっかりと引く。
灰汁を引いたら香味野菜を全て入れて、そのまま灰汁を引きながら3~4時間煮出したら完成。
ざっくりとでしたがこんな感じです。
このブイヨンじゃなくても、以前紹介した生ハムのコンソメや、
フォン・ド・ヴォライユなどを使ってもいいと思います。
生ハムのコンソメ→(´・ω・`)★
フォン・ド・ヴォライユ→(´・ω・`)★
あとはお好みの調味料やスパイスを加えてアレンジできます。
和食にするなら風味付けに醤油を少し混ぜたり、
洋食に使うならクミンやコリアンダー、カレー粉などのスパイスを加えてもいいと思います。
私は海老のソースを合わせているときは、コリアンダーシードを混ぜてアクセントにしていました。
こんな感じでメインから付け合わせまでなんでも使える蓮根のニョッキを是非作ってみてください。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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