フレンチレストランに行こう05




皆様おはようございます。こんにちは。こんばんは。さようなら。
フレンチレストランに行こうの第五回目である今回は
退店までの流れについてお話させていただきます。

ここまでマナーがどうだとかワインの銘柄がなんちゃらだとか色々お伝えしてきましたが、
あとは食べてお金を払って帰るだけです。
気楽に扇風機に向かって『あー』とか言いながら聞いてもらえたらと思います。

では始めます。

目次

デザートからカフェへ

料理を頼んで、ワインを頼んで、楽しく食事したら最後はデザートです。

デザートも基本的な事は料理と同じなので割愛させていただきます。
その後、カフェとお茶菓子が出てきます。
この二つが出てきたらコースはここまでということになりますので、
ここからは『お会計のタイミング窺いタイム』となります。

お会計をお願いする

デートで来ている場合、男性側はあまり会計金額を見られたくないですよね。
しかしレストランは基本的にテーブルチェックです。
相手に気を使わせないように上手くお会計しましょう。

①相手が離席のタイミングで。
②サービスマンを呼び、カードを渡してお会計してほしい旨を伝える。
そうするとサービスマンも察してこっそりと値段の確認だけしてくれる。

基本戦術はこの2つですね。
そこまで気を遣う相手でなければ普通にサービスマンを呼んで
『お会計お願いします』と伝えればいいでしょう。

レストランの料金システムについて

レストランで支払う合計金額は、

『料理代+飲物代+サービス料+消費税』

が基本です。(テーブルチャージをとるお店もあります。)

サービス料はお店によりますが、10%程かかるお店もあります。
事前にホームページ等で確認しておきましょう。

退席時に・・・

お会計が終わったら好きなタイミングで退店していいのですが、
この時に一つ覚えておきたいマナーがあります。

それはナプキンの置き方についてです。

これはヨーロッパでのマナーですが、ナプキンを綺麗に畳んで帰ると、

『もう二度とこねーよ』

という合図になります。
最後ぐらいはてめえの世話にはならねえ、ということでしょうか。

ですが、これはあくまでもヨーロッパのルール。
日本ではおしぼりでもなんでも綺麗に畳んでるほうが良い印象を与えることが多いですね。

しかししかし。
やはりフレンチのシェフはフランス思考が強いため、
綺麗に畳むのは良くないと思っている方が多くいるように思えます。

じゃあワイはどうしたらええんや?ってなりますよね。

そこで私が最善と思う置き方をお伝えします。
それは、

『ざっくりといい加減に畳んで帰る』

です。
折り目をぴったりと合わさずクシャっと適当に畳んで帰るのが
一番無難だと長年の経験から学んだ私はいつもこの方法で切り抜けています。

日本人らしいどっちつかずだと海外の方には言われそうですが、
印象は決して悪くないと思うのでおすすめです。

あとはサービスマンやシェフに見送られながら颯爽と退店するだけです。
料理が美味しかったり、ワインが美味しかったりしたら、
シェフとソムリエに是非そのことを伝えてみてください。
お客様のそういった声はお店をより良くするための活力になりますので非常にありがたいですね。

終わりに

さて、5回にわたってやってきたフレンチレストランに行こうですが、
とりあえず必要最低限のマナーは全て書き記したつもりですので
あとは場数を踏んでフレンチレストランというものを、
『緊張してしまう場所』から『幸せになれる場所』にしていっていただけたら嬉しく思います。

また細かいマナーなど思いついたら続きをやろうと思いますので宜しくお願い致します。

それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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