パルメザンチーズのサブレのレシピ

皆様こんにちは、こんばんは。
私ぐらいフランス料理脳に侵されていると、アンダンテがチュイルダンテルに見えたりします。
ちなみにイタリア料理脳の方はアルデンテに見えるらしいですよ。適当ですけど。

さて本日は、
『パルメザンチーズのサブレのレシピ』
をご紹介します。

非常に地味なアイテムですが、パルメザンチーズのコクとアーモンドの香ばしさがよく合って、アミューズやスナックにピッタリです。
そのままでももちろん美味しいですし、クリームやリエット、キャビアなど様々な食材にも合わせられる万能のサブレとなっているので、覚えていて損はないと思います。

フードプロセッサーがあればコツも必要なく比較的簡単に作れますので、ぜひ一度お試し下さい。

では早速始めていきましょう。

パルメザンチーズのサブレのレシピ

  • 160g 薄力粉
  • 40g  アーモンドプードル
  • 55g  パルメザンチーズ
  • 10g  グラニュー糖
  • 95g  バター
  • 30g  全卵
  • 3g   塩
  • 適量   黒胡椒

※パルメザンチーズはできれば、ブロックのパルミジャーノレッジャーノを削ったものが望ましい。
また、グラナパダーノ、ペコリーノロマーノなどで作っても美味しい。

※黒胡椒はお好みで。入れなくても美味しいが今回は香りのアクセントに加えてある。

作り方

①フードプロセッサーに薄力粉、アーモンドプードル、パルメザンチーズ、グラニュー糖、塩、黒胡椒を入れて軽く混ぜ合わせておく。
基本的には粉類はふるわなくても大丈夫だが、アーモンドプードルが大きくダマになっている場合は念のために一度ふるっておくと良い。

②適当な大きさにカットした冷たい状態のバターを加えて、全体にサラサラの状態になるまで回す。
このとき、バターが柔らかかったり回しすぎたりするとペースト状に練りあがってしまいサブレの食感が悪くなるので注意する。

③全卵を加え、全体に水分が散るように軽く混ぜる。
この時も回しすぎないように注意する。

④全卵がある程度混ざったらジップロックに入れるか、ラップなどに包んで、押し込むようにして全体をまとめる。

⑤全体がある程度まとまったら冷蔵庫でしっかり冷やし固める。

⑥しっかり冷やし固めたら必要な量をとり、軽く捏ねてまとめ、麺棒で厚さ2mmぐらいにのばす。
のばす際はクッキングシートに挟むとやりやすい。
クッキングシートが無い場合は打ち粉をしてくっつかないように注意する。

⑦セルクルなどでくり抜くか包丁でカットして好きな形に成型する。

⑧生地が柔らかくなっていると形が崩れてしまうので、一旦冷凍庫で冷やしてから生地をはがす。
シルパットかクッキングシートを敷いた鉄板に並べて150℃のオーブンで15分ほど焼く。

⑨冷ましたら完成。ウマー。
お好きなものと合わせてアミューズなどに。

おわりに

今回のような生地系のレシピは非常に地味ですが、多くのレシピを覚えておくことでアミューズやフィンガーフードの幅が大きく広がりますね。

このサブレはバターをしっかり入れて水分を極力減らし、サクサクと香ばしい食感を目指して作ってあります。
なのでそのままでは少し喉が渇いてしまうので、ぜひクリームやムースなどと合わせて召し上がってみてください。

ちなみに写真のクリームは、泡立てた生クリームに塩とレモン果汁、削ったレモンの皮を加えたシンプルなレモンクリームです。
簡単に作れて美味しいのでぜひお試しください。

また、他にもアミューズやフィンガーフードに役立つレシピを紹介しています。
そちらも合わせてご覧ください。↓

玉葱のチュイルのレシピ【アミューズ、フィンガーフード用】

26/09/2019

お米のチップスのレシピ【アミューズ・フィンガーフード用】

26/07/2017

それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
Twitterで更新情報&お店で出している料理写真などなどを発信しておりますので是非フォローしてください。
宜しくお願い致します。
↓   ↓   ↓

YouTubeでフランス料理の技術動画を投稿しています。
こちらも是非ご覧ください。
【フランス料理のソースの盛り付け方】
◆人気記事◆
美味しいカヌレ完全ガイド
プロの為のフォン・ド・ヴォライユ講座
なぜシェフなのに副業をするのか