皆様こんにちは。こんばんは。ごきげんよう。
花粉が猛威を振るう季節がやってきましたね。
私は一時期フランスで働いていたのですが、フランスで一番よかった点はスギ花粉に悩まされることがないということですね。
ちなみに2番目によかった点は湿度が低いところ。
つまりフランスの気候が大好きということです。
言葉の問題とビザの問題がなければフランスで暮らしたいと思わなくもない料理人(独身)の独り言でした。
さて今回は、
『ソースブールブランのアレンジレシピ』
を紹介します。
ソースブールブランはこのブログの記事の中でも1,2位を争う人気を誇っています。
皆様いつも見て頂きありがとうございます。
その人気からも、いかにこのソースがフランス料理界の中で良く知られているかを物語っています。
なので今日はそのソースブールブランのちょっとしたアレンジを2種類ご紹介します。
基本の作り方は変わりませんので、ソースブールブランを作れる方にとっては何も難しいことはありません。
ただこのアレンジによって更に多くのお魚に合わせることができると思いますので、ぜひ覚えて作ってみてください。
基本のソースブールブランのレシピをまだご覧になっていない方は下のリンクからどうぞ。↓
では早速始めていきましょう。
目次
ソースブールブランの作り方動画
シェリーヴィネガー風味のソースブールブラン
- 100g 白ワイン
- 50g ドライヴェルモット
- 50g シェリーヴィネガー
- 50g エシャロット
- 30g 生クリーム
- 150g バター
- 7~8粒 粒黒胡椒
- 適量 塩
作り方
①作り方は基本のソースブールブランと同じ。
まずは薄くスライスしたエシャロットと、白ワイン、ドライヴェルモット、シェリーヴィネガー、粒黒胡椒を鍋に入れて、水分がほぼ無くなりツヤが出るまで煮詰める。
②生クリームと塩を加えて、少量ずつバターを加えていく。
※その際の注意点は基本のソースブールブランのページを参照。→★
③目の細かいザルで濾して、塩で味を調える。
酸味が足りなければシェリーヴィネガーかレモン汁で味を調える。
④完成。ウマー。
普通のソースブールブランよりもシェリービネガーの酸味と風味がある分、インパクトの強い味に仕上がっているので、しっかりした味の魚に合わすと良い。
鮭やサワラなどにも良く合う。
発酵バターとパセリのソースブールブラン
ベースのソースブールブラン
- 50g エシャロット
- 150g 白ワイン
- 10g 白ワインヴィネガー
- 7~8粒 粒黒胡椒
- 30g 生クリーム
- 10g~ レモン汁
- 150g 無塩発酵バター
- 適量 塩
仕上げ用
- 大さじ4 パセリ
- 小さじ2 エシャロット微塵切り
- 適量 レモンの皮すりおろし
- 適量 パセリオイル
作り方
①ベースのソースブールブランのレシピで基本のソースブールブランを作る。
作り方はこちら→★
②仕上げに微塵切りにしたパセリとエシャロットを加えて一旦軽く沸かす。
③火を止めてレモンの皮のすりおろしを入れ、塩とレモン汁で味を調えたら完成。
盛り付けて最後にパセリオイルを流す。
※パセリオイルの作り方は以前紹介した青葱オイルと同じです。
パセリ1に対してオイルが2の割合で作ってます。
青葱オイルの作り方はこちら。↓
終わりに
いかがでしたか?
どちらも汎用性が非常に高いので覚えておいて損はないと思います。
シェリーヴィネガーのソースブールブランは牛肉とも相性が良いので、さっと火を通した赤身肉などに合わせて温前菜に仕立てるのも面白いと思います。
発酵バターとパセリのソースブールブランは、パセリの代わりにディルを使っても爽やかで美味しいですね。
ディルを使うと、どこかタルタルソースを思わせる味わいになるので、ローストしたパン粉などを散らして白身魚のフライの再構築みたいなイメージで作るのもいいかもしれません。
ソースブールブランをはじめ、フランス料理のクラシックなソースヴァンブランやソースヴァンルージュはアレンジの幅が非常に広いので、ぜひいろいろ試してみてください。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
Twitterで更新情報&お店で出している料理写真などなどを発信しておりますので是非フォローしてください。
宜しくお願い致します。
↓ ↓ ↓
Follow @laudelacuisine
こちらも是非ご覧ください。
【フランス料理のソースの盛り付け方】
◆人気記事◆
・美味しいカヌレ完全ガイド
・プロの為のフォン・ド・ヴォライユ講座
・なぜシェフなのに副業をするのか
コメントを残す