皆様こんにちは、こんばんは。
METROという業務スーパーが好きなのですが身近にないんですよね。
知っている方いますか?
さて本日は、
『パセリの泡のレシピ』
をご紹介します。
以前ニンニクの風味を付けた温かい泡のソースを紹介しましたが、今回はシンプルに香りを添えるための泡を作っていきます。
味への影響が少ないので、純粋に料理にハーブの香りだけ欲しい!というときに活躍しますね。
温かい泡のソースのレシピは下のリンクからどうぞ。↓
では早速始めていきましょう。
目次
パセリの泡のレシピ
- 300g 水
- 50g パセリ
- 3g 大豆レシチン
※旨味が欲しければ水の代わりにブイヨンなどを使用しても良い。
※大豆レシチンは顆粒のものよりも粉末タイプが使いやすい。
今回は↓の粉末タイプの大豆レシチンを使用している。
作り方
①ミキサーに水とパセリ、大豆レシチンを入れてしっかり攪拌する。
ミキサーではなくハンドブレンダーを使用しても良い。
②シノワ(目の細かいザル)で濾す。
パセリの繊維が残るが、それもギュッと絞ってしっかりエキスを絞り切る。
③提供前にハンドブレンダーか水槽用のポンプを使って泡立てる。
④上に浮いた粗い泡を潰して、キメの細かい泡をすくって使用する。
⑤完成。ウマー。
お好きな料理に添えてどうぞ。
パクチーの泡もおすすめ
今回は普通のパセリを使用しましたが、他にもパクチーやイタリアンパセリ、シブレットなど色々なハーブを使って作ることができます。
個人的にはパクチーの泡がおすすめで、魚介類全般、特に海老を使った料理にふわっと優しい香りを添えることができるので、私もよく使用します。
分量は今回のパセリと同じで作れますのでぜひお試しください。
大豆レシチンを使用する際の注意
大豆レシチンの味に注意
大豆レシチンをそのまま食べてみるとわかるのですが独特の香りと苦みがあります。
なのであまりに繊細な香りのものや薄味のものをソースに仕立てると大豆レシチンの味が目立ってしまうこともあります。
基本的には液体に対して1%前後の大豆レシチンを加えるのが一般的ですがソースの油脂量や味、キープしたい時間に合わせて増減させましょう。
大豆レシチンの添加物について
今回のレシピの大豆レシチンはデキストリンが添加されたものを使用しています。
純粋な大豆レシチンとは添加量が変わってしまうのでレシピを考える際は少しずつ加えて様子を見るのが良いでしょう。
大豆レシチンを加えたのに泡立たない時は
大豆レシチンを加えたのに泡立たないんだが…!?
ってなった時は以下の点を確認してみてください。
- 大豆レシチンの量が多すぎる、または少なすぎる。
(使用の目安は液体量の1%前後です。) - 大豆レシチンがしっかり液体に溶けていない。
- ソースの濃度が濃すぎる、または油脂量が多すぎる。
- 温度が高すぎる、または低すぎる。
- 加熱を繰り返している。
今回のように冷たい泡を作る場合は冷蔵庫でキンキンに冷えていると泡立ちが悪くなることがあります。
もし綺麗に泡立たない場合はあらかじめ常温に戻してからお試しください。
おわりに
今回は以前の温製の泡のソースよりもシンプルなハーブの泡をご紹介させていただきました。
一時期エルブジの影響でなんでもかんでも泡立てるのが流行りましたが、大事なのは意図と使いどころだと思うので、
『料理に純粋にハーブの風味だけを添えたい…!』
というときにでもぜひお試しください。
以前紹介した温製の泡のソースのレシピも合わせてご覧ください。↓
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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