料理の専門学校は必要?メリットとデメリット



皆様こんにちは、こんばんは。
最近のマイブームはロシア料理とロシア民謡です。
時々ペリメニが食べたくなります。ハラショー。

さて本日は、
料理、製菓の専門学校のメリット、デメリットについて語らせてもらおうと思います。

私自身、カフェの専門学校を出ており、
料理の専門学校で講師アシスタントを務めたこともあります。

そんな私が自身の経験と周りから聞いたお話を交えて、
専門学校に何故いくのか?本当に必要なのか?
ということに触れていきます。

あくまでも個人の意見なのでこれが全てではありませんが、
専門学校に行くか迷っている方の参考に少しでもなれば幸いです。

では早速始めていきましょう。

料理の専門学校のメリットとデメリット

まずは私が思う料理の専門学校のメリット、デメリットをざっと挙げていきます。

メリット

●調理師免許が取得できる。
(ただしとれる科ととれない科があるのでよく確認すること)

●講師や色々なシェフと知り合うことができる。

●同じ夢を志す仲間ができる。

●様々な食材に触れ、経験することができる。

●多少就職しやすくなる。

デメリット

●学費が高い。

●興味が無い座学なども受ける必要がある。

●周りにやる気の無い人間がいれば非常に大きなストレスになる。


主にこれぐらいでしょうか。
では一つずつ詳しくお話していきます。



【メリット】調理師免許が取得できる

これに関しては学校や科によるのでどの学校でも確実にもらえるものではありませんが、
国が認めたカリキュラムをこなせば卒業時に調理師免許がもらえるコースがあります。

学校を選ぶ際にやはり調理師免許が取れるかどうかは気になるところだと思いますが、
私は正直、調理師免許はあってもなくても変わらないと思います。

なぜなら料理人に調理師免許は必要ないからです。
調理師免許を持っていてできること、
それは『調理師』を名乗れるということと、
お店を開くための資格『食品衛生責任者』を講習無しで取得できること。
主にこれぐらいです。

あとはネットで調べると給料が高くなるとか就職に有利だとか書かれていますが、
街場のレストランでは全くの無意味だと断言できます。

大きな企業やホテルではもしかしたら
多少の手当てはあるかもしれませんが、微々たるものでしょう。

就職のしやすさに関しても、
飲食はどこも人を欲しているのであってもなくても就職は簡単です。

なので学校を選ぶ際は調理師免許取得うんぬんよりも、
学校のカリキュラムをしっかり確認したほうがいいと思います。

調理師免許が欲しくなったら自分で受ければすぐとれますしね。

【メリット】講師や色々なシェフと知り合うことができる

個人的にこれは大きなメリットだと思います。
色々な人と会い、その人の料理を見て、
自分なりに考える時間というのはとても大切なことだと思います。

人脈はいつか大きな力になるので、
色々な人と繋がれるのは専門学校のいいところですね。

まあコミュ力に自信があれば専門学校に行かずとも
セミナーや勉強会でどんどん人脈を広げられるので
ここは自分次第でしょうか。

ちなみに私は人脈ゼロです。(泣)

【メリット】同じ夢を志す仲間ができる

これも専門学校の大きな魅力だと思います。
飲食業は体力的にも精神的にも大変な業種なので
心の支えになる仲間がいることでモチベーションを保てると思います。

ただこればかりは運次第なので
正直向上心の無い人間ばかりにあたる可能性もゼロではありません。

私が学生の時のクラスはそれはひどいもので
向上心のカケラも見当たらない人間ばかりでした。
そうなると学校に行くのが嫌になってしまうので逆効果ですね。

まあなるべく自分のやりたいことに近い科を選んで、
後は神に祈りましょう。



【メリット】様々な食材に触れ、経験することができる

レストランなどの現場に入ると
もちろんはじめから調理にかかわることはできません。
食材の下処理や掃除、洗い物、計量などから入るのが当たり前です。
この下働きが嫌で辞めてしまう人も少なくないですね。

それも当然、料理が楽しいかどうか、学びたいものかどうかが
わからない状態で雑用ばかりだとモチベーションが保てるわけありません。

専門学校でははじめから全ての食材を調理させてもらえますし、
自分で考えて行動できるので料理の楽しさを知る大きなきっかけになります。
料理が楽しい!もっと勉強がしたい!と思っていれば
雑用ばかりでも先を目指そうという向上心が生まれるはずです。

もし専門学校で料理が全く楽しいと思えなければ
そこで辞めて別の仕事を選べばいいと思います。
学費がもったいなく感じるかもしれませんが、
料理が好きでもないのにこの仕事をするのは苦痛だと思うので
早いとこ見切りをつけましょう。

【メリット】多少就職しやすくなる

これはあくまでも多少。
結局は自分次第なのでなんとも言えません。

無名の学校からちょっとしたきっかけで
全く募集もしていない星付きレストランに就職した子もいますし、
結局自分が行動するか否かだと思います。

ただ学校と繋がりのある企業などがあれば
多少は有利になるので全く無駄というわけではありません。
利用できそうなら存分に利用しましょう。



【デメリット】学費が高い

料理の専門学校最大の壁、学費です。

実習中心の学校なら年間200万円は覚悟しましょう。
それプラス調理器具や参考書代で10~20万円ぐらいかかります。

安いところで年間100万円ぐらいでありますが、
調理師免許取得に必要な講義などが多く実習は少なめです。

あの有名な辻調理師専門学校も約200万円ほどします。
フランス校に留学したりすると
もう目ん玉が飛び出しそうなほどお金がかかります。
超金持ちの方以外は覚悟を決めていきましょう。

【デメリット】興味が無い座学なども受ける必要がある

これは正確にはデメリットではないのですが、
料理を作りたい盛りの学生の頭に座学はちょっと内容が入ってきづらいですよね。
わたしもよく座学は昼寝していました。笑

調理師免許が取得できる科だと、
国が定めた講義がいくつもあるので必然的に座学は多くなります。
もちろん料理人にとって大事な知識は多くあるのですが、
勉強はモチベーションが低い時にやっても効率が悪いので、
調理師免許に興味がなければ実習中心の科を選んだほうがいいかもしれません。

料理人を続けているときっとどこかで知識が欲しいと思うときが来るので
その時必死に勉強すればそれでOKです。

ただ上記で書いたように実習中心だと授業料が高いというジレンマがあるので
そこだけ注意。



【デメリット】周りにやる気の無い人間がいれば非常に大きなストレスになる

これはさきほど仲間ができる、という項目で話しましたね。

学校にとって生徒はお金を払ってくるお客さんです。
なのでやる気がなくても授業にきている以上、
しっかり教えようとする姿勢でいなければいけません。

やる気がなく進行が遅い生徒をほったらかしにして
やる気のある生徒だけを伸ばすと講師が学校から怒られますからね。

私が専門学校の講師アシスタントをやっていて一番のストレスはこれでした。

殴り飛ばしたくなるような生意気な生徒もしっかり対応しなければいけなく、
そのために真面目な生徒を待たせることも多々あったので、
これは真面目な生徒からすればかなりのストレスだったと思います。

まとめと結論

さて長々とメリット、デメリットを挙げさせていただきましたが、
最後に専門学校に行くべきかどうかということに対して私の結論は、

『学費が無理なく用意できるのなら、行って損はない。
しかし結局は自分次第なので覚悟を決めて行こう。
そして、どんな学校、どんな科に行くかは慎重に決めよう。』

って感じです。

なんやかんや言いましたが、
ちゃんと頑張るなら行って得れるものはかなり多いと思います。

金銭的には痛いですが5年、10年後に、
それはムダ金じゃなかったんだなと思う日が来ることでしょう。

専門学校について悩んでいる方がいましたら、
TwitterのDMやらで聞いてもらえれば
私のわかる範囲でなんでも答えますので、
お気軽に絡んでください。

それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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