皆様こんにちは、こんばんは。
料理人あるあるだと思うのですが、
野菜を包んでいる新聞紙をはがす時に四コマを見つけたらついつい読んでしまいますよね。
日常のちょっとした癒しです。
さて本日は、
『料理がうまくなりたい初心者の方へ伝えたいこと』
というテーマでお話させていただきます。
先日にこういった内容のツイートをしました。
料理上手になれる方法
●ネット投稿型のレシピは使用しない
●料理本のレシピを忠実にまもる
●調味料を加えたら必ず味見をする(分量が適量のものは特に)
●あらかじめ調理の流れを脳内イメージしてから始める
●人の意見は素直に聞くはじめは本の完全再現を目指しましょう(´・ω・`) pic.twitter.com/f5mPmQ9A3l
— フランス料理ロドゥラ (@laudelacuisine) 2019年5月26日
こちらのツイートが結構反響があったので、
今回はこれを詳しく解説します。
料理の勉強を始めるときに、
今回お話することを意識するだけで上達するスピードはかなり速くなるかなと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。
では始めていきましょう。
目次
ネット投稿型のレシピは使用しない
![](https://lau-dela-cuisine.com/wp-content/uploads/2019/07/041-530x353.jpg)
まずはこちら。
代表例がクック●ッドですね。
先に言っておきますがこのサイトを否定しているわけではありません。
ただこのようなサイトは料理上手な人から料理下手な人まで誰でも投稿できるので、
当たり外れが大きく再現性も確実にあるわけではありません。
なのでレシピの良し悪しを見分けられない状態でこのサイトに飛び込むのは危険です。
ネット投稿型レシピサイトはある程度料理が作れるようになってから利用しましょう。
料理本のレシピを忠実にまもる
![](https://lau-dela-cuisine.com/wp-content/uploads/2019/07/043-530x353.jpg)
これも大事な事です。
味の組み立てができないうちから自分なりのアレンジを加えるのは危険です。
レシピを守ったうえでさまざまな料理を作ることによって、
手順や工程の意味を少しずつ理解することができるので
はじめのうちはできる限り忠実に再現することを目指しましょう。
ただレシピ本に掲載されているレシピも先程のネット投稿型レシピサイトと同様にピンキリです。
確率的にはまだ市販されているレシピ本の方がマシだとは思いますが、
それでもやはり外れを引いてしまう可能性はゼロではありません。
レシピ本を選ぶときは料理ができる人におすすめの本を教えてもらいましょう。
それが難しければネットの口コミでも構いません。
色々な人の意見を見て価値のあるレシピ本かを見極めてから買いましょう。
調味料を加えたら必ず味見をする
![](https://lau-dela-cuisine.com/wp-content/uploads/2019/07/044-530x351.jpg)
いわゆる料理下手の人の大きな特徴として、
『調味料を味見をせずにどんどん入れる』
というものがあります。
料理は味付けをするたびに味見をして、
その加えた調味料がどのような影響を与えているか、
そしてどれぐらいの量を入れたらどれぐらい味が変わるかを理解しないとなかなか上達しません。
さきほどはじめはレシピ本通りにつくるべき、と言いましたが分量通りに作るにしても味見は大事です。
工程や味の変化を理解しないといつまでたってもレシピ本をなぞることでしか料理が作れませんからね。
あらかじめ調理の流れを脳内イメージしてから始める
![](https://lau-dela-cuisine.com/wp-content/uploads/2019/06/033-530x353.jpg)
これは素人でもベテランでも必ずしないといけません。
全工程を頭で一度想像してから始めないと、
後になってこれが足りないとかこれを用意していなかったなど、
ぐだぐだになって失敗してしまう可能性があがります。
料理上手な方は脳内シミュレーションができているので工程に無駄がありません。
どのタイミングで手が空くかもわかるので、
複数の料理進行を同時にできたり合間に洗い物ができたりするわけです。
特に初めてのレシピを作るときは、
必ず脳内で一度一通り作るシミュレーションをしてから始めるようにしましょう。
人の意見は素直に聞く
![](https://lau-dela-cuisine.com/wp-content/uploads/2019/02/15-530x353.jpg)
他人に料理をふるまうとき、
はじめのころは必ずしも美味しいといわれるわけではないと思います。
もしまずいといわれたとき、
なぜ不味くなってしまったのか?
どこがおかしいのか?
をしっかり聞いて改善する方法を考えるのと、
まずいなら食うな!
とキレるのではどちらが成長するかは明らかですよね。
もちろん人それぞれ好みもあるので、
すべてを鵜呑みにするのはよくありませんが、
一度素直に聞いてしっかり考えてみるのはすごく大事です。
まずいと言われてキレそうになる気持ちはわかりますが、
ぐっとこらえて腕を磨き美味しい料理で見返してやりましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
上記のことをちょっと意識しておくだけで上達スピードはかなりあがると思うので、
これから料理を勉強しようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
これはプロの料理人を目指す方も同様ですが、
はじめは人に与えられたレシピを完璧に作れるようになることが
料理が上達する一番の近道だと思います。
基礎ができたあと、
オリジナルの料理を生み出すために必要な事をまとめた記事もぜひご覧ください。↓
フランス料理、イタリア料理を勉強してみたい!
という方向けに家庭でもできる簡単なレシピが載っている本を紹介しています。
気になるものがあればぜひチェックしてみてください。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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