皆様こんにちは、こんばんは。
ベルトの端っこを最後までベルト穴に通さずにぶら下げたままのファッションを見ると、
後ろから追いかけて思いっきり引っ張ってやりたくなりますよね。
なりませんか。そうですか。
さて本日は夏にぴったりの、
『塩レモンのアイスクリームとスイカのスープ』
のレシピをご紹介します。
日本ではスイカに塩は定番の組み合わせですが、
イタリアではレモンを絞って食べるのが一般的です。
これは日本人とイタリア人(欧米人)の味覚の違いをそのまま表したような食べ方で、
日本人は煮付けとか照り焼きとか甘しょっぱいものが大好きですよね。
一方イタリア、フランスなどの料理の味付けで好まれるのは甘酸っぱいもので、
フランス語では『Aigre douce エーグルドゥース』、
イタリア語では『Agrodolce アグロドルチェ』といいます。
ちょっとした豆知識で話がそれましたが、
今回の組み合わせはその両方の食べ方を合わせちまおうぜ!
という発想で作りました。
夏にぴったりのさっぱりとしたデザートですので、
レストランのアヴァンデセール(お口直しのデザート)や、
ランチメニューの軽めのデザートにぴったりです。
ぜひお試しください。
では早速はじめていきましょう。
目次
塩レモンのアイスクリームのレシピ
- 170g 牛乳
- 25g 水あめ
- 75g グラニュー糖
- 120g ヨーグルト
- 25g 生クリーム
- 2個 レモン
- 2g 塩
※生クリームが無い場合は入れなくても問題ない。
生クリームを使用しない場合はヨーグルトか牛乳の分量を25g増やす。
※レモンと塩の代わりに塩漬けレモンを刻んだものを加えてもいい。
※塩の量はお好みで。強めが好きなら3gぐらいが適量。
※レモンは皮ごと使用するので無農薬のものが望ましい。
塩レモンのアイスクリームの作り方
①牛乳、水あめ、グラニュー糖、塩を鍋に入れて軽く温め、
水あめとグラニュー糖と塩をしっかり溶かしておく。
溶けたら急冷する。
②ヨーグルトと生クリームをボウルに入れてレモンの皮を削って加える。
皮を削ったら果汁をレモン1個分だけ加える。
酸っぱめが好きなら2個分使い切っても良い。

レモンの皮を削るときはこんな感じのゼスターがあれば便利。↓
③しっかり冷やした❶を加えてよく混ぜる。
④アイスクリームマシンにかけたら完成。ウマー。

※アイスクリームマシンではなく、
フードプロセッサーで作る場合のやり方は下記リンクからどうぞ。↓
スイカのスープのレシピ
- 150g スイカ
- 10g 同割シロップ
- 5g レモン汁
※分量はあくまでも目安なのでスイカの味に合わせて調節する。
※同割シロップは、水とグラニュー糖を同じ分量で作ったシロップの事。
カクテル用のガムシロップなどは独特の甘い香りがあるのでおすすめしない。
スイカのスープの作り方
①まずスイカをカットして種をとる。
スイカは黒い模様の下に種があるので、
そこにそってカットすれば種を取りやすい。


②スイカをミキサーにかけて液状にする。
③味見をしながらシロップとレモン汁を足して味を調える。
④冷蔵庫でよく冷やして完成。ウマー。

あとはよく冷やした器に流して塩レモンのアイスクリームをのせてボナペティ。
丸くくり抜いたスイカを浮かべたり、
意外な組み合わせかもしれないがバジルオイルを垂らしても美味しい。↓
ちなみにもしスイカのスープを作るのが面倒ならカットスイカを盛るだけでも美味しい。
グラニュー糖、レモン汁、コアントロー(又はジン)などでマリネしたらレストランデザートとしても使える。

おわりに
本日は夏にぴったりの爽やかなデザートの紹介でした。
材料も比較的揃えやすいのでご家庭でもお店でも重宝すると思います。
今回はご家庭でも滑らかなアイスクリームに仕立てるために
ヨーグルトをベースにしているので、
もしアイスクリームマシンが無い場合でもシャリシャリになりにくくなっています。
アイスクリームマシンもフードプロセッサーも無い場合は、
ボウルに入れてちょっと凍らせては混ぜ、凍らせては混ぜを繰り返して
少しずつ固めていく方法をおすすめします。
面倒ですが今回のレシピならそれなりに滑らかなアイスクリームになりますので。
そしてそこにスイカを合わせましたがもちろん他のフルーツでも美味しいです。
夏場なら桃やメロンなどもいいですね。
ぜひお試しください。
それでは本日もお読みいただきありがとうございました。
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